FocusParameterMonitor(FPM)はレーザビームパラメータの迅速な測定を可能にします。既存の機械プログラムから測定プロセスを完全にコントロールすることが可能です。
レーザビームを迅速に測定
FocusParameterMonitor(FPM)は、加工ゾーンにおけるレーザビームパラメータを迅速に測定できる市場初のシステムです。その利点は、システムへの容易な統合に加え、フィールドバスインターフェース(PROFINET)により、多くの産業用制御システムやネットワークへの容易な接続が可能であることです。
FPMは、レーザ溶接(レーザシームステッパ)という特殊な用途におけるレーザビーム測定用に開発されました。本製品は、パワー測定ユニット、ビーム分析ユニット、フィールドバスインターフェースの3つの主要コンポーネントで構成されています。これらのコンポーネントは、強固なアルミニウム製ハウジングに組み込まれています。電動シャッタと圧縮エアでパージできる取り外し可能な保護ガラスが、ビーム入口を汚染から保護します。
加工ゾーンのビームパラメータは定期的に測定されます。このような自動チェック機能が信頼性の高いプロセス品質保証の基礎となります。
原理
ビーム入射口には、電動シャッタと保護ガラスが配置されており、装置を汚染から保護しています。レーザおよび加工ヘッドから照射されたビームは偏光ミラーを介して測定デバイス内に入ります。
レーザ光はビームスプリッターとさらに別の偏光ミラー経由で測定コンポーネントに入射されます。レーザパワーはカロリメトリック方式(熱量)で測定されます。このため、レーザは設定された時間でアブソーバを照射します。パワーはアブソーバの既知の熱容量、温度上昇、照射時間に基づいて計算されます。カメラベースのビーム分析ユニットは、CCDセンサを使用してビーム強度分布とビーム位置を測定します。計測データは、フィールドバスインターフェースでシステムコントローラにデータ転送されるので、外部PCは不要です。
インテグレーションファイル
FPMには、2種類のインテグレーションファイルが用意されています。
お使いのデバイスの製品番号に応じて適切なファイルを選択し、ダウンロードしてください。
| Type | Item number | Download file |
|---|---|---|
Standard M12
| 825-010-014 825-010-022 | |
Legacy
| 825-010-031 825-010-032 825-010-035 825-010-036 825-010-037 | |
Symbolic picture for PLC |





